
半宝庵外観
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半宝庵の原型は直斎(じきさい)好みの茶室、一方庵(いっぽうあん)だと伝えられます。一方庵は庭の井戸を避けるため、一方の壁を斜めに拵(こしら)えた席でしたが、天明八年【1788】に焼失しました。その後一啜斎(いっとつさい)が一方庵に変化を加え半宝庵として建て替えるも、嘉永七年【1854】に再焼失し、一指斎が明治十四年【1881】に再建して現在に至ります。
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半宝庵の床と点前座
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四畳枡床(ますどこ)、中柱出炉(でろ)の間取りで、枡床の地板には松、床柱に赤松皮付、中柱にコブシ丸太が使われています。躙口(にじりぐち)には二枚の幅広い板戸を立て、板戸を取り外すと眼前に前庭露地が見渡せます。灯籠(とうろう)、蹲踞(つくばい)、植え込みが全体的に低く設計され、室内より眺める露地に奥行きを感じさせる趣向となっています。 |
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